500万円の貯金があれば十分?年代別で安心できる貯金額を解説

500万円の貯金があれば十分?年代別で安心できる貯金額を解説

  • 500万円の貯金があれば安心なの?
  • どれくらいの貯金があれば理想なの?

といった疑問をお持ちではありませんか。

この記事では、年代別に安心できる貯金額について解説します。

貯金する目的によって、必要な金額が大きく変わるため、自分がどんなライフプランを描いているかも考えてみましょう。

この記事を通して、自分自身にとって必要かつ、安心できる貯金額の目安がわかり、今後計画的な貯金をすることができるようになります。

中長期的に安心できる金額を若いうちから貯めていきましょう!

500万円の貯金があれば安心?

500万円を貯金しようと目標にしている人も、すでに500万円を貯金している人も、500万円を貯金の目標に考えている方もいるのではないでしょうか。

貯金額が安心できるかどうかは、将来、何に・どれくらい使うかによって異なります

20代で500万円を貯金できていれば安心できるかもしれませんが、老後に備えた貯蓄まで考えれば、不十分な場合もあります。

貯金をする目的を踏まえた上で、年代別でどれくらい貯金が必要なのか、詳細を解説していきます。

安心できる貯金額はどれくらい?

貯金する目的別に必要な費用を解説した上で、必要な貯金額を年代別に解説していきます。

貯金する目的

20代以降、様々なライフイベントが待ち受けているため、大きな出費が想定されます。

その中で、人生の中で出費が大きいものをピックアップしてご紹介します。

  • 子供の子育て・教育
  • マイホームの購入
  • 老後の生活
  • その他生活費

特に、子育て・教育、マイホームの購入、老後の生活は、総額数千万円の費用が必要となり、逆算して貯金する必要があります。20代から計画的に資産を増やしていくことをおすすめします。

その他の生活費には、例えば、車の購入・趣味への投資・日用品の購入・旅行代などが含まれます。これらの生活費を賄う場合だと、数百万円の貯金額でも賄える範囲になります。

では、大きなライフイベントが今後発生する場合、実際にどれくらい費用がかかるのか見ておきましょう。費用が大きな項目のみ、紹介していきます。

ライフイベント 平均費用 1ヶ月あたり必要な金額
子供の子育て・教育 2,400〜3,000万円 10万円〜12万円
(20年で分割した場合)
マイホームの購入 4,000万円 11万円
(30年で分割した場合)
老後の生活 3,000万円 12.5万円
(20年で分割した場合)

子育て教育には、成人になるまでの20年間の養育費と教育が含まれます。さらに幼稚園から大学まで全て私立に入学させた場合は、4,000万円程度の費用が必要になることもあります。

マイホームの購入では、土地を購入した注文住宅新築世帯で4,000万円程度でした。分譲の戸建て住宅やマンションで3,600〜4,200万円程度でした。30年ローンとした場合、1ヶ月あたりに必要な必要は11万円となります。

老後の生活には、20年過ごすために3,000万円程度の貯金が必要と言われています。老後、1ヶ月余裕を持って暮らすために必要な平均費用は36万円程度です。年受給額の平均が14万円程度のため、月額12万円程度を貯金から賄う必要があるのです。平均寿命が伸びていることを考えると、さらなる老後の資金が必要なことは明らかです。

安心できる貯金額

大きなライフイベントを想定するかしないかで、安心できる貯金額は異なってきます。

各ライフイベントでの費用を賄うための安心できる貯金額を解説していきます。
結婚や教育、マイホームの購入、老後の生活を送っていくとすると、9000万円程度の費用がかかります。

教育費用と、老後の生活費用は、若い内から備えておいた方がいいです。マイホームの購入はローンで支払えば、家賃と同様な金額になります。教育費と老後の生活費にどれくらいの貯金が必要か見ていきましょう。

▼教育費を賄うための安心できる貯金額

子供が成人になるまでの20年間で、1ヶ月あたり必要な費用は10万円程度です。その内、5万円を貯金で賄うとしましょう。20年間で1,200万円を貯金から賄う必要が出てきます

40歳までに教育費1200万円を貯金する場合に、年代別で安心できる貯金額を以下に示しました。
1ヶ月あたり必要な貯金額は、10万円(1200万円÷20年÷12ヶ月)になります。

年代 安心できる貯金額
20代 1000万円
30代 2000万円

年代別の安心できる貯金額は単純計算のため、20代で1000万円超えの貯金額と非常に高い金額になっています。

ただし、教育費は夫婦で賄えば問題ないので、20代の場合、1人あたり500万円の貯金を行っていれば安心できるでしょう。

▼老後の資金を賄うための安心できる貯金額

次に、老後の資金に備える場合に、安心できる貯金額を解説していきます。

老後に必要な費用は3,000万円です。
20歳から70歳までの50年間でその3,000万円を賄うことを考えると、1ヶ月あたり5万円(3,000万円÷50年÷12ヶ月)を貯金する必要があります。

70歳までに老後の資金3,000万円を貯金する場合に、年代別で安心できる貯金額を以下に示しました。

年代 安心できる貯金額
20代 600万円
30代 1200万円
40代 1800万円
50代 2400万円
60代 3000万円

20代の場合、600万円程度の貯金額があると、安心できるといえるでしょう。

教育費と老後の資金を賄う場合、20代で1100万円程度を貯金する必要がある計算になっています。教育費と老後の資金を全て貯金で賄う場合を仮定し、単純計算しているため、金額が比較的大きくなっていることにご留意ください。

教育費はその時の給料で全て賄う場合は、貯金額から賄う必要がなくなり、必要な貯金額は老後の資金分のみになります。教育費は生活費の節制で賄える場合も多いため、20代の内は500〜600万円程度の貯金があると安心できるでしょう。

教育費分も余裕を持って貯金していきたい場合は、20代のうちに600〜1,000万円程度の貯金があると安心できるでしょう。

年代別の平均貯金額は?

周囲の人がどれくらいの貯金を行なっているのか見てみましょう。

貯金額には、資産という考え方と預貯金という考え方の2つがあります。

資産は、貯金として蓄えている現金だけではなく、お金に換金できる財産の事をいいます。つまり個人や事業主が所有する財産全体を指します。

預貯金は、運用目的や将来の蓄えとして、貯金しているお金のことです。
最近は、お金を「資産」として貯める方も多くなっているため、この2つを合わせた平均合計額を世帯人数別に紹介します。

▼年代別の平均資産保有額

年代 単身世帯 2人以上世帯
20代 203万円 350万円
30代 484万円 644万円
40代 1,066万円 1,177万円
50代 1,601万円 1,955万円
60代 1,872万円 2,154万円

20代だと、200〜300万円程度を貯金している方が多く、安心できる貯金額の500〜600万円を行うことが難しいことがわかるでしょう。

500万円以上貯金するコツ

将来の大きなライフイベントに備えたい方は、500万円以上の貯金をしていきましょう。

簡単に実施できるものを3つ紹介します。

  • 固定費を削減する
  • 先取り貯金をする
  • 積立投資を行う

まず短期的にできる方法が固定費を削減することです。家賃や通信費、光熱費など、定期的に払っている費用を見直してみましょう。

次に、先取り貯金と呼ばれる、毎月の給料から一定の金額を天引きされるようにすることで、無駄なお金を使ってしまう前に毎月の目標貯金額を貯めることができます。

最後に、「つみたてNISA」や「確定拠出年金(企業型DC/iDeCo)」など税優遇制度を活用した積立投資もおすすめです。銀行に預けていても低金利のため、あまり増えませんが、積立投資の場合、利回りが高いため、資産を増やすことができます。

安心できる貯金額まで貯める方法は年収アップ!

年収がある程度ないと、安心できる貯金額には届きにくいです。貯金を計画的に行った上で、今からキャリアアップができないかを模索することも重要なのです。

20代前半・後半で、意識すべきことが異なるので、それぞれ解説します。

20代前半の方が年収500万円以上を実現する方法

20代前半の方は、社会人経験が浅いため、年収が上がりにくいでしょう。
そのため、現職での仕事で成果を出し、自身の市場価値を上げ続けることが、後々の年収アップにつながります

しかし、以下に該当する方は、転職で年収アップを目指すべきです。

  • 会社からの給与が明らかに不当な場合
  • 20代前半から年収500万円以上を目指す意欲が高い場合

入社する前に聞いていた給与と入社後に実際にもらっている給与にギャップがある場合は、不当な場合があります。会社の業績が実は低下していたり、残業に対する対価がもらえていなかったりなど、不信感を持っている場合は、一度他社でどれくらいの給与がもらえるか確認してみましょう。

どうしても年収を上げたい意欲がある場合もあります。今の会社での昇給幅が目標に届かないとわかっているのであれば、異業界への転職・企業規模のレベルを落とした転職がおすすめです。

業界ごとに給与の単価が異なるため、今のスキルや経験を生かせる高単価の業界に転職すれば、年収が上がりやすいです。
また、企業規模が大きいほど、優秀な人材の数が多く、昇給する際の倍率が高くなります。企業規模が小さい会社に転職することで、その会社での管理職やスペシャリストになることができるため、昇給しやすいのです。

20代後半の方が年収500万円以上を実現する方法

社会人3年目を過ぎると、一定のスキルが身につくため、年収や仕事のレベルが上がり、市場価値が上がります。そのため、活躍できる範囲が広がっており、年収を高められる可能性が高いです。

もっと自分の可能性を広げたい方は、今の会社で適正な年収を得られているのか確認しましょう。

20代後半の方は特に、まだ転職を経験していない場合、今の会社での状態が正常かどうか疑うべきです。

20代後半で1社のみの経験の場合、自分が身につけたスキルに対する年収が、適正な範囲を逸脱している可能性があります

現職で3年以上いると、昇給するのが当たり前です。昇給幅が思った以上に小さい場合や直近昇給していない場合は、適正な年収が得られていない可能性があります。

適正年収を測る場合は、転職エージェントや転職サイトで求人を見てみることがおすすめです。同じ業界・職種の求人をみてみると、自分の年収が低い方なのか、高い方なのかが明確にわかります。

現職の会社の業績や評価制度、給与体系が年収の低さに影響している可能性もあるため、自分の会社が健全かどうかも含めて確認することをおすすめします

適正年収から逸脱していると思った方は、転職することで年収アップを目指す道が近道です。

適正年収を測ってみる

転職エージェントに相談すると、自分の実力を客観的に評価してくれ、高年収で転職できそうな求人を紹介してくれます。転職エージェントは、適正年収を測る目的でも活用でき、今転職を考えていない方でも有効に活用することがで切るのです。

転職エージェントは数多くの転職希望者のサポートをしてきたため、現職より高い年収を狙えるかどうかを評価してくれます。さらに、高年収での転職を目指したい方には、優先的に対応してくれる傾向があるため、年収アップできるように手厚くサポートしてくれるでしょう。

また、転職エージェントを活用する際には、年収交渉を有意義に活用しましょう。年収が低くても、担当者が企業側に交渉してくれます。

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この記事を通して、「若いうちから計画的に貯金する重要性がわかった」「目安となる貯金額がわかった」という気づきをもたらすことができましたら、大変嬉しく思います。