デロイトトーマツからの転職先がない？元社員から聞いた転職先を紹介
- デロイトトーマツからの転職先がない？
- デロイトトーマツからどんな企業に転職できるの？
といった疑問をお持ちではありませんか。
デロイトトーマツは世界的な外資系ファームですが、どんなキャリアが歩めるか不透明な部分もあるかと思います。
この記事では、デロイトトーマツで得られるキャリアとその後の転職先について解説します。
この記事を通して、デロイトトーマツ社員が社外からどのように評価されているかがわかります。
デロイトトーマツでどんなキャリアを歩めるのか鮮明にしていきましょう。
なお、大手優良企業の求人に興味がある方は、まずはリクルートエージェントに登録しましょう。業界NO.1の求人数を保有していることが強みで、信頼度の高いキャリアアドバイザーから自分に合った求人を紹介してくれます。
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Contents
デロイトトーマツからの転職先がない？
デロイトトーマツグループで働いている人は、転職するチャンスが広がっているのでしょうか。
デロイトトーマツはグローバルに拠点を持つ企業であり、社員も優秀な人が多いイメージがあるでしょう。
しかし、「デロイトトーマツから転職できるの？」といった不安を持った方もいると思います。
結論、デロイトトーマツ社員は、同業種だけでなく、幅広い転職先を狙えるくらい、市場価値が高い人材です。
まずはデロイトトーマツの企業概要と、デロイトトーマツで歩めるキャリアを詳しく解説していきます。
デロイトトーマツの企業概要
デロイトトーマツグループは日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループであり、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務・法務の5つのビジネスとコーポレート機能から構成されています。
代表的なグループ会社は以下の通りです。
デロイトトーマツグループが一体となったサービスにより、日本の文化や習慣を考慮しながら、世界的なネットワークによる豊富な経験と専門知識をグローバル日系企業に対して提供しています。
デロイトトーマツで得られるキャリア
デロイトトーマツで得られるキャリアを、グループ各社の社員からの評判をもとに解説していきます。
ここでは、代表的なグループ会社の評判をいくつか取り上げます。（引用：Openwork）
▼デロイト トーマツ コンサルティング合同会社のキャリア
（20代前半、男性、コンサルタント）
2週間に一度Check-inと呼ばれる隔週フィードバック面談があり、今後のパフォーマンス発揮に向けた「Good」「Inprove」「働き方に関する共有事項（休暇予定、プロジェクトへの要望）」を伝える機会がある。非常にこれが自身の成長・キャリア開発に役立っている。
（20代後半、男性、経営コンサルタント）
▼有限責任監査法人トーマツ
仕事をしっかりこなし、自己主張をしっかりすればわりかし希望通りの機会を与えてもらえる。逆に主張をしないと会社のいいように使われる傾向があった。 従業員の意図ややる気もくみ、成長の機会ももらえる。
（20代後半、男性、監査部門会計士）
会計や監査に関する知識については自分自身で継続的にアップデートをし続ける意識が不可欠だと思います。Eラーニングを含め研修は数多くあるものの、クライアントや関与する業務によって求められる知識や経験は異なることから、自ら学び続ける姿勢は必須で求められるかと思います。
（20代後半、男性、監査・保証事業本部）
▼デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
成長観点では、残って上を目指すのもよいですし（SVPくらいになれば相応の金額になります）、投資銀行やバイサイドへの転職も可能です。他方で、バリュエーションのみだと難しいこともあることは事実なので、キャリアアップ志向であれば、できればFA業務にも関与することが望ましいと思います。また、強制ではないですがいろいろな事業会社（M&Aチーム等）への出向制度もあるので、経験してみると幅も広がると思います（ほかのBig4もあると思うが）。社内研修も豊富で人を育てるカルチャーは非常によいと思います。
（20代後半、男性、M＆A事業部シニアアナリスト）
成長観点では、仕事ができればその環境の中で成長できる。 最近新卒を採用しているが、できるタイプのメンバーだけが優遇されていく。1年間は研修扱いのため全員に仕事はあるが1年の期限が切れると徐々に空気にされる人が増えるかもしれない。上も2割の使える人間を厳選する程度にしか考えてないのだろう。
（20代後半、男性、CFAフロント）
▼デロイト トーマツ税理士法人
成長観点では、世界的会計事務所の一つとして、非常に専門性、難易度が高い案件に関与することができる。一方で、専門性が高いがゆえに、業務の幅は広がりにくい可能性がある。申告書作成部門のほか、移転価格税制、国際税務、組織再編の部門もあり、部門間移動も可能である。
（20代後半、男性、税理士）
業務はあくまで国際税務の一分野なので社内異動や転職しないかぎり、経験の幅は広がらない。 またスタッフ職であればあまり案件で選べないので、人によっては経験した案件が類似するなど偏ってしまうことがある。おそらくそういう場合はこんな案件がやりたいと周知すればいずれ回してもらえるので、自己アピールが必要。
（20代後半、男性、コンサルタント）
グループ各社で共通して得られるキャリアは以下のようにまとめられます。
デロイトトーマツグループで働くメリットは、世界最大のビジネスネットワークを生かし、グループ間のソリューションを組み合わせ、相互協力できることです。
監査・保証、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務・法務が相互に協力し合い、大きなプロジェクトを解決まで導きます。
希望があれば、スキルを広げるために、グループ会社への出向や部署異動を行うことも可能です。
一つの専門性を高められることはもちろん、複数のスキルを身につけられることは、非常に魅力的です。
デロイトトーマツからの転職先
デロイトトーマツでは、他の企業が欲しがるような専門性やスキルを得ることができるため、幅広い転職先が候補として挙がります。
筆者がデロイトトーマツ元社員へのインタビューで聞いた、転職可能な業界や企業をご紹介します。
外資系コンサルティングファーム
デロイトトーマツでの専門性やコンサルティング経験を生かした転職先が、同業界の外資系コンサルティングファームです。
具体的な企業は、IBM、PwC、EY、KPMGなどです。
デロイトトーマツでの業務経験をそのまま生かせることはもちろん、デロイトトーマツで叶わなかった希望のプロジェクトや部署へ配属されるチャンスが広がります。
デロイトトーマツから最も多いであろう転職先といえます。
外資系ITベンダー
デロイトトーマツでIT分野のプロジェクトに携わった経験を生かせる転職先が、外資系ITベンダーです。
具体的な企業は、日本マイクロソフト、日本オラクルなどです。
デロイトトーマツではIT化を推進するプロジェクトもあり、その経験が生きます。
外資系ITベンダーでは、ITコンサルタントやグローバル戦略を推進できる人材が求められています。
大手事業会社
デロイトトーマツで、経営戦略を推進した経験や監査・法務などの専門性が生きる転職先が、事業会社です。
具体的な企業は、DeNA、リクルート、楽天などです。
事業会社では、総合系・戦略系ファーム出身者など、経営戦略・事業戦略を推進できる人材が求められます。グローバル展開を見込んで国際的に活躍できる人材、会社の業界事情に精通しておりBtoB・BtoCビジネス経験がある人材なども必要とされます。
事業会社に転職すると、その会社の事業を直接運営し続けていけるメリットがあります。
大手日系メーカー
大手日系メーカーは事業会社の中でも、デロイトトーマツ出身者を必要とする企業といえます。
大手日系メーカーはグローバル戦略を描いており、今後も事業を成長し続けるために、経営戦略や事業戦略を描ける人材が必要となります。
具体的な企業は、トヨタ、日産などです。
大手日系メーカーへの転職は、英語力を生かしながら、国際的に活躍できることが魅力的です。
メガベンチャー
メガベンチャーは成長中の企業であるため、ポストやポジションが固まりきっていません。
したがって、執行役員や事業部長などの重要ポストに就けるチャンスがあるため、外資系企業からの転職先として、非常に人気があります。
具体的な企業は、メルカリ、スマートニュースなどです。
今後の経営戦略や事業戦略を左右するポジションが多く、外資系ファームで経験を積んだ人材は非常に希少価値が高いです。
投資銀行
デロイトトーマツで得た監査やファイナンシャルアドバイザリーなどの専門性を生かせる転職先が、投資銀行です。
具体的な企業は、モルガン・スタンレー、バークレイズなどです。
投資銀行は、財務系のスキルを持った人材を求める傾向があり、デロイトトーマツで得たスキルを生かせるチャンスが広がっています。
M＆Aに携われることもできるため、金融業界での知識や経験を積める転職先として人気があります。
デロイトトーマツへの転職に興味を持った方へ
デロイトトーマツへの転職に興味をお持ちの方は、デロイトトーマツが自分が望む転職先かどうかを確認するために、デロイトトーマツで働くイメージをさらに鮮明にしておきましょう。
以下に、デロイトトーマツの企業概要や働き方などを一覧にまとめました。
もっとデロイトトーマツの転職事情について詳しく知りたいと思った方やデロイトトーマツの他にも魅力的な企業の求人を見てみたいと思った方には、転職エージェントを活用することがおすすめです。
デロイトトーマツの企業理解を深める
デロイトトーマツへの口コミや評判をもとに、デロイトトーマツの企業概要や働き方などを一覧にまとめました。
基本情報にはなりますが、今後働いてみたい企業かどうか判断する上で、参考にしてみてください。
| 項目 | デロイトトーマツの概要・口コミ・評判 |
| 給与・福利厚生 |
|
| ワークライフバランス |
|
| 社風 |
|
| 働き方 |
|
デロイトトーマツの特徴を理解した上で、デロイトトーマツの求人情報や詳細な転職事情を把握していきましょう。
大手の転職エージェントを活用する
デロイトトーマツで働くことや実際に募集している求人に興味を持った方は、大手の転職エージェントを通じて、具体的な求人情報を見てみましょう。
大手の転職エージェントは、求人サイトには載っていない優良企業や大手企業の非公開求人を多く保有しています。
転職市場で人気の高い企業でも、過去の採用実績を生かし、選考対策を行なってくれるため、転職難易度の高い企業でも転職成功する確率が高まります。
おすすめの転職エージェントを紹介するので、自分に合いそうなサービスを選んでみてください。
日本一の転職実績を持つリクルートエージェントは豊富な求人があり、人気企業への転職実績も豊富で、非常におすすめです。
転職エージェントを効果的に活用するためには、少なくとも２社以上の転職エージェントに登録しておいた方がいいと思います。
１社に頼ると、希望の求人が見つからなかったり、情報が偏るリスクがあるからです。リクルートエージェントには必ず登録した上で、他のサービスを併用することがおすすめです。
20代・第二新卒の方であれば、若手の転職に特化しているマイナビエージェントがおすすめです。未経験でも豊富な求人があります。
転職初心者で進め方に不安がある方は、優秀なエージェントが多いdodaがおすすめです。様々な企業規模・業種・職種の求人が揃っているため、他のサービスで見つからない求人でも見つけられる可能性があります。
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