リクルート出身者の転職先とは?リクルートで歩めるキャリアも紹介
- リクルートからの転職先は幅広い?
- リクルート出身者の転職先として多いのはどんな企業?
といった疑問をお持ちではありませんか。
リクルートは人材領域をはじめ、住宅や飲食など幅広い領域でサービスを展開しており、日本を代表する事業会社です。新卒からは非常に人気のある企業ですが、転職後にどんなキャリアが歩めるか不透明な部分もあるかと思います。
この記事では、リクルート出身者の転職先とリクルートで得られるキャリアについて解説します。
この記事を通して、リクルート社員が社外からどのように評価されているかがわかります。
リクルートでどんなキャリアを歩めるのか鮮明にしていきましょう。
なお、大手優良企業の求人に興味がある方は、まずはリクルートエージェントに登録しましょう。業界NO.1の求人数を保有していることが強みで、信頼度の高いキャリアアドバイザーから自分に合った求人を紹介してくれます。
20代・第二新卒に特化した転職サポートを希望する方には、マイナビエージェントに登録すれば間違いないでしょう。
転職初心者の方は、dodaがおすすめです。幅広い求人の中から希望の求人が見つかりやすく、診断コンテンツやコラムなど転職者に寄り添ったサービスも充実しています。
転職サービスによってサポート内容や求人案件の種類が異なるので、自分の志向に合ういくつかの転職サイトや転職エージェントを併用しながら転職活動を進めていくことをおすすめします。
転職エージェント名 | 特長 |
---|---|
リクルートエージェント |
大手優良企業の求人多数。求人数が業界No.1 |
マイナビエージェント |
20代・第二新卒向けの非公開求人が多数 |
doda |
幅広い業種・職種の求人を用意 |
Contents
リクルートからの転職先は幅広い?
リクルートグループへ転職した人は、転職するチャンスが広がっているのでしょうか。
結論、リクルート社員は、同業種だけでなく、幅広い転職先を狙えるくらい、市場価値が高い人材ばかりです。
ではなぜリクルート社員は市場価値が高い人材が多いのでしょうか。
リクルート社員の市場価値が高い理由
リクルート社員が他の企業から希少価値の高い人材として評価される理由を解説していきます。
リクルートでは、社員を成長させる以下の制度・文化が醸成されています。
- リクルートの価値観にマッチする人材を採用する方針がある
- 人材開発方針が社内に浸透している
リクルートは、「新しい価値の創造」「個の尊重」「社会への貢献」の価値観を大切にしており、その価値観に沿った人材の採用を徹底しています。加えて、優秀な学生やスキルの高い転職者を採用できるように、高い人材要件を設けています。
優秀かつリクルートの求める価値観を併せ持つ人材が多いため、社員一人一人が成長しやすい環境が醸成されているのです。
人材開発方針もリクルートの価値観に則ったものであり、一人一人が主体的な思いを持って成長し続けられる制度を構築しています。
上司に対してメンバー一人一人の実現したいこと(Will)を明らかにし、その実現のために何ができるか、どのようなことができるようになる必要があるか(Can)を確認した上で、何をすべきか(Must)を考えるサイクルを半年ごとに行っています。週に1回、進捗や相談をできる機会もあり、社員が主体的に成長できる仕組みが構築されています。
リクルート出身者の転職先として多いパターン
リクルートでは、他の企業が欲しがるような専門性やスキルを得ることができるため、幅広い転職先が候補として挙がります。
筆者がリクルート元社員へのインタビューで聞いた、転職可能な業界や企業は以下の通りです。
それぞれの転職先にリクルート社員が転職する理由を詳しく解説していきます。
大手IT事業会社
リクルートで身につけたスキルや経験がそのまま生かせる転職先が、大手IT事業会社です。
具体的な企業は、DeNA、サイバーエージェント、楽天などです。
リクルートと同様にIT企業への転職は、社員の雰囲気や風土が似ているため、親和性が高いです。
リクルートではBtoBやBtoCのサービスを運営しており、様々なビジネスモデルを運営した経験がある人材は、大手IT事業会社が必要する人材なのです。
メガベンチャー/ITベンチャー
リクルートで身につけた起業家精神やプロジェクトを推進し続けるスキルを生かせる転職先が、メガベンチャーやITベンチャーです。
具体的な企業は、メルカリ、スマートニュースなどです。
メガベンチャーは成長中の企業であるため、ポストやポジションが固まりきっていません。
したがって、リクルート社員がマネージャーや部長、執行役員、事業部長などの重要ポストに就けるチャンスがあります。ITベンチャーへの転職であれば、重要なポストにつけるチャンスがさらに高くなります。
ベンチャー企業では、新規事業を自ら推進する必要があります。やったことのない仕事を主体的に推進する必要があるため、起業家精神のあるリクルート社員の親和性が高いのです。
外資系大手IT企業
大手IT事業会社と同様に、リクルートでの経験がそのまま生かせる転職先が、外資系大手IT企業です。
ただし、リクルート社員の中で比較的高い成果を出している社員が目指せる転職先です。
具体的な企業は、日本マイクロソフト、日本オラクル、Google、Amazonなどです。
リクルートではM&Aが活発であり、グローバルに向けた事業も展開しています。
外資系IT企業では、英語力を生かした営業経験や事業企画やマーケティングの仕事など、上流の仕事を生かせるチャンスがあります。
外資系IT企業では、グローバル戦略を推進できる人材や上流から事業を推進できる人材が求められています。
外資系コンサルティングファーム
リクルートでの専門性やソリューション営業経験を生かした転職先が、同業界の外資系コンサルティングファームです。
具体的な企業は、IBM、PwC、デロイト、ボストンコンサルティングなどです。
外資系コンサルティングファームでは、リクルートでの営業経験を生かせることはもちろん、特定の職種での専門性の高い人材が求められます。
リクルートで、コーポレートやマーケティング、経営戦略、財務などの経験があると、コンサルで活躍することが可能です。
外資系コンサルティングファームへの転職は、年収を高められたり、自社以外の様々な課題解決の機会が与えられるため、スキルの幅が広がります。
大手日系メーカー
リクルート社員が転職する事業会社は、IT業界だけでなく、大手の日系メーカーへの転職もよくあるパターンです。
具体的な企業は、トヨタ、日産、マツダなどです。
特に大手自動車メーカーはグローバル戦略を描いており、今後も事業を成長し続けるために、事業戦略を描ける人材やグローバルで活躍できる人材が必要となります。
また、英語力だけでなく、リクルートで身につけたITサービスに関しての知見を生かすことができるでしょう。
大手メーカーでも、社内のIT化やITサービスの開発に注力しています。
大手日系メーカーへの転職は、グローバルに活躍できたり、リクルートでの経験を他業界に生かすことができます。
起業/独立
自ら事業を推進していけたり、企業に所属しない働き方ができるのが起業や独立です。
起業や独立は、リクルートで身につけた高いスキルがあるからこそ実現できることです。
リクルート社員は、自ら事業を運営していく楽しさを知る社員が多く、起業や独立する人が多いのです。
ただし、リスクも高いため、リクルートで高い成果を出し続けた人が歩むキャリアといえるでしょう。
フリーランスであれば、起業よりもリスクが低いため、比較的挑戦しやすいです。
リクルートで歩めるキャリア
リクルートで歩めるキャリアを、社員からの評判をもとに解説していきます。(引用:Openwork)
成長・キャリア開発: 営業マンからチーフ、その後はグループマネージャー、エグゼクティブマネージャーとステップがあった気がする。
(30代前半、男性、営業チーフ)
(20代前半、男性、企画)
一方で、全方位的な能力を若い時から求められるというのはものすごくきつい環境ではある。また、期待値を乗せたグレードを与えられることで、時にはかなりストレッチした目標を追うことになるため、その凄まじい成長環境に耐えられるだけの精神的身体的耐性は伴っている必要がある。
(20代後半、女性、人事)
グループ各社で共通して得られるキャリアは以下のようにまとめられます。
リクルートで働くメリットは、一人一人に成長機会を与えようとする風土があることです。
実際に、20代から大手企業の経営サイドへ提案できたり、希望があればグループ会社への異動も可能です。
「自分が何をしたいか」を軸に、上長が成長機会を発掘してくれるため、自分の意思を尊重してくれます。
そういった成長機会が多い一方で、高いスキルを求められるため、ストレスに耐える必要がありますが、その分、他の企業でも通用するスキルが身に付くでしょう。
リクルートの中途採用事情
リクルートの中途採用事情を理解する上で、代表的な事業を紹介するとともに、直近の売上・採用動向を紹介していきます。
リクルートへの転職を考え始める前に、リクルートの中途採用情報を詳しく把握していきましょう。
事業内容
リクルートホールディングスの事業は「HRテクノロジー」「メディア&ソリューション」「人材派遣」という3つのセグメントに分かれています。
各セグメントの詳細をご紹介します。
売上と今後の取り組み
リクルートは2019年までは売上を拡大しており、どの事業も非常に好調です。
最も売上の大きいセグメントは、人材派遣事業で、次いで、販促領域・人材領域、HRテクノロジーとなっています。販促領域や人材領域の事業拡大に注力しており、スーモやホットペッパーのサービスをはじめ、リクルートエージェントやタウンワークなどのサービスでの人員拡充は引き続き続いていくでしょう。
また、ここ数年でのHRテクノロジー事業の成長は著しいです。特にIndeedでは営業人員の拡大に注力しており、求人情報専門検索エンジンのマーケットシェア拡大を狙っています。
▼リクルートの売上
(青:売上、紫:営業利益)
▼セグメント別の売上
リクルートは長期ビジョンとして、2020年までに人材領域で、2030年までに全事業領域でグローバルNo.1企業となることをあげています。このビジョン達成のために、国内と国外では異なる成長戦略を立てています。
既に高いシェアを獲得している国内事業では、持続的な成長のために、クライアント基盤/カスタマー基盤のさらなる拡大強化を行っていきます。
新規事業としてはITを活用した新たな成長分野の創出を狙っており、特に「中小企業向け業務支援分野」「ヘルスケア産業」「教育産業」に力を入れています。
一方海外事業では更なる成長を実現するために、国内でのノウハウ移管による既存事業の成長強化と、積極的なM&Aによる事業基盤の拡大強化を目指しています。
(引用:リクルートのHP)
採用人数・求人の募集内容
リクルートでは毎年新卒採用に加え、中途採用も通年行っています。
新卒採用では毎年400〜500名程度採用していますが、中途採用人数は非公開となっています。
中途採用の求人は、非常に多岐に渡り募集されており、大きく以下の4つのカテゴリーに分かれます。
- オープンポジション
- コーポレート
- ビジネスデベロップメント
- テクノロジー
リクルートでは多様なサービスを展開しており、コーポレート・ビジネス・テクノロジーの経験者が求められています。特に、プロダクト開発やDX推進はリクルートでも最注力領域のため、数多くの求人が掲載されていました。
セールスや事業開発などのビジネス系のポジションも数多く募集されており、転職エージェントを活用して、非公開求人を紹介してもらうことがおすすめです。
一方で、未経験の方に向けた求人も募集しています。
以下はビジネスのオープンポジション(職種を問わない求人)であり、応募資格は幅広く、未経験の方でも転職するチャンスが広がっています。
▼ビジネス系のオープンポジションへの応募資格
- 3年以上のビジネス経験を有し、戦略の立案から実施までを経験されている
- これまでのビジネス経験において、圧倒的な成果を残された方
- 中期計画策定、営業企画、事業企画、商品企画、サービス企画・開発、事業推進、営業推進、業務改善といった経験を自ら『主体者』となってやり切った経験をお持ちの方
事業拡大中の今だからこそ、様々なスキルをリクルートは必要としており、新たに挑戦する絶好な機会といえます。
リクルートへの転職に興味を持った方へ
リクルートへの転職に興味をお持ちの方は、リクルートが自分が望む転職先かどうかを確認するために、リクルートで働くイメージをさらに鮮明にしておきましょう。
以下に、リクルートの企業概要や働き方などを一覧にまとめました。
もっとリクルートの転職事情について詳しく知りたいと思った方やリクルートの他にも魅力的な企業の求人を見てみたいと思った方には、転職エージェントを活用することがおすすめです。
リクルートの企業理解を深める
リクルートへの口コミや評判をもとに、リクルートの企業概要や働き方などを一覧にまとめました。
基本情報にはなりますが、今後働いてみたい企業かどうか判断する上で、参考にしてみてください。
項目 | リクルートの概要・口コミ・評判 |
給与・福利厚生 |
|
ワークライフバランス |
|
社風 |
|
働き方 |
|
リクルートの特徴を理解した上で、リクルートの求人情報や詳細な転職事情を把握していきましょう。
大手の転職エージェントを活用する
リクルートで働くことや実際に募集している求人に興味を持った方は、大手の転職エージェントを通じて、具体的な求人情報を見てみましょう。
大手の転職エージェントは、求人サイトには載っていない優良企業や大手企業の非公開求人を多く保有しています。
転職市場で人気の高い企業でも、過去の採用実績を生かし、選考対策を行なってくれるため、転職難易度の高い企業でも転職成功する確率が高まります。
おすすめの転職エージェントを紹介するので、自分に合いそうなサービスを選んでみてください。
日本一の転職実績を持つリクルートエージェントは豊富な求人があり、人気企業への転職実績も豊富で、非常におすすめです。
転職エージェントを効果的に活用するためには、少なくとも2社以上の転職エージェントに登録しておいた方がいいと思います。
1社に頼ると、希望の求人が見つからなかったり、情報が偏るリスクがあるからです。リクルートエージェントには必ず登録した上で、他のサービスを併用することがおすすめです。
20代・第二新卒の方であれば、若手の転職に特化しているマイナビエージェントがおすすめです。未経験でも豊富な求人があります。
転職初心者で進め方に不安がある方は、優秀なエージェントが多いdodaがおすすめです。様々な企業規模・業種・職種の求人が揃っているため、他のサービスで見つからない求人でも見つけられる可能性があります。
- 約3人に2人が年収UP
- 業界最多の約50万件の求人数
- 転職支援実績は累計45万名以上
公開求人数 | 非公開求人数 | 対象年代 |
◎ 531,500件 |
◎ 284,000件 |
◎ 全年齢 |
対応エリア | 提案力 | サポートの充実度 |
◎ 全国 |
◎ 5.0点/5.0点 |
◎ 5.0点/5.0点 |
◆ 編集部おすすめ ◆
求人数だけでなく、交渉力が強みで、年収交渉をしっかり行ってくれるので年収アップ実績が豊富です。
他のサイトには公開されていない非公開求人数も業界最大級で、これまで出会えなかった求人が見つかります。
- 20代に信頼されている転職エージェントNo.1
- 20代の求人が豊富
- 現在「電話・オンライン」で面談実施中!
公開求人数 | 非公開求人数 | 対象年代 |
◎ 117,000件 |
○ 33,000件 |
○ 20代〜30代 |
対応エリア | 提案力 | サポートの充実度 |
◎ 全国 |
◎ 4.6点/5.0点 |
○ 4.0点/5.0点 |
◆ 編集部おすすめ ◆
営業職やIT系技術職といった様々な業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍し、専任制で転職者をサポートしてくれます。
20代に向けた転職サポートに長けており、20代で転職を考えている方はおすすめの転職サービスです。
- 大手優良企業から中小・ベンチャーまで幅広い求人
- 優秀なエージェントが丁寧にサポート
- 診断コンテンツやコラムなど充実したサービス
公開求人数 | 非公開求人数 | 対象年代 |
◎ 168,000件 |
○ 18,000件 |
◎ 全年齢 |
対応エリア | 提案力 | サポートの充実度 |
◎ 全国 |
○ 4.0点/5.0点 |
◎ 4.5点/5.0点 |
◆ 編集部おすすめ ◆
優秀なエージェントが、履歴書の書き方から、キャリアの棚卸しまで丁寧にサポートしてくれるため、転職が初めての方におすすめ。
年収診断やキャリアタイプ診断など、就職先を決めるために役立つコンテンツが充実しています。転職をしたいけど、何から始めていいのかわからない人は登録必須。
この記事を通して、「リクルートで働く魅力がわかった」「リクルートのような大手人気企業へ転職してみたいと思った」という気づきをもたらすことができましたら、大変嬉しく思います。
転職エージェント名 | 特長 |
---|---|
リクルートエージェント |
【求人数No.1の総合型転職エージェント】 |
マイナビエージェント |
【20代の転職に特化した転職エージェント】 |
ハタラクティブ |
【20代・未経験の転職に特化した転職エージェント】 |
リクルートダイレクトスカウト |
【ハイクラス向け転職スカウトサービス】 |
エンワールド・ジャパン |
【外資系・グローバル企業の転職エージェント】 |
マイナビIT AGENT |
【IT・WEBエンジニア向けの転職エージェント】 |