簡単に自分の市場価値を診断できる!おすすめの無料診断ツールとは
- 自分の市場価値を診断する方法とは?
- 市場価値を診断する意味とは?
- おすすめの市場価値診断ツールとは?
といった市場価値診断に関して、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、市場価値を診断する理由や市場価値を診断する方法を解説していきます。
自分の市場価値を知っておくことは、今のキャリアだけでなく、今後のキャリア形成のしやすさに大きく左右します。
自分の市場価値を診断して、理想のキャリアを実現していきましょう。
Contents
自分の市場価値を診断しておくのは重要?
そもそも「自分の市場価値を診断する」ことに、どんな意味があるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
自分の市場価値を診断しておくことで、中長期的に自分のキャリア形成に役立てることができます。
市場価値の意味と市場価値を診断する重要性について詳しく解説していきます。
市場価値とは
市場価値は、市場(採用企業)から評価される価値(スキルや経験)の高さのことです。
例えば、営業の人は、営業力に加えて、システムや金融などの専門知識があると、営業力だけのスキルセットの方に比べて、市場価値が高くなります。
具体的に市場価値が高いかどうかを考える基準は以下の通りです。
- 希少性の高い職種・スキルセットか
- 専門性の高い業界・職種・スキルセットか
市場価値が高いかどうか判断する上で、自身の職種と専門性の需要供給を客観的に測ることが重要なのです。
自分の市場価値を診断しておくと、「転職」に役立つ
自分の市場価値を診断しておくと、中長期的なキャリアに役立つことはもちろん、転職活動に役立ちます。
自分の市場価値の診断を通じて、以下のことがわかります。
これまでのキャリアに関する職種や業界、スキルから、現年収が高いか低いかがわかります。
自分が市場でどれくらい需要があるのか、どの業界・企業で高い評価を得られるのかも具体的に知ることができます。
今後の転職先を探すヒントになるため、転職活動に非常に役立つでしょう。
簡単に自分の市場価値を診断できる方法とは?
この先のキャリアを考えていない方でも、今の自分の市場価値は高いのか診断してみたいという方もいるのではないでしょうか。
自分の市場価値を診断する方法には、以下の2つがあります。
最も簡易的な方法から、さらに詳しく市場価値を知る方法まで解説していきます。
おすすめの市場価値診断ツール
市場価値診断ツールは、転職はまだ考えておらず、簡易的に市場価値を知りたい方におすすめのツールです。
「転職は考えてないけど、自分の今の実力が知りたい」「現職に不満はないけど、自分の今の年収が適正なのか知りたい」といった方にぴったりのツールです。
以下におすすめする市場価値診断ツールは、筆者が実際に試して、以下の点を満たしたものをご紹介します。
市場価値診断ツールの中には、推定年収の元となるサンプルデータを活用していないものもあり、大手の転職サイトがリリースしている診断ツールがおすすめです。
最も重要なのは、診断ツールで導き出された適正年収が、自分の市場価値と比べて、妥当な年収値であることです。
実際に筆者が、市場価値診断ツールで導き出した適正年収と、複数の転職エージェントにヒアリングした適正年収が近いかどうかで、おすすめの市場価値診断ツールを厳選しています。
おすすめしたい3つの市場価値診断ツールをご紹介します。
市場価値診断ツール | 評価 | 転職エージェントに聞いた適正年収との乖離 | 市場価値診断の所要時間 |
ミイダス | ★★★★★ (最もおすすめ) |
小さい | 5分 |
パソナキャリア | ★★★★ | やや乖離あり | 3分 |
doda | ★★★ | 大きい | 4分 |
ミイダス
ミイダスは、パーソルキャリアと同じグループのミイダス株式会社が運営する市場価値診断ツールです。
無料の会員登録を行うことで、自分の市場価値診断を行うことができます。
7万人の転職データから、登録時の入力情報と類似した経歴・スキルを持つユーザーへのオファー実績から算出しています。
その市場価値のデータをもとに、採用企業からスカウトメッセージが届くので、転職を考えていない方でも、まずはどんなオファーが来るのかをご覧になることで、自分がどの企業から求められるのかもわかります。
実際に診断した結果
実際に自分の市場価値(自分に届く推定オファー年収、自分の条件に合致した企業数)を診断した結果は、以下のように表示されます。
ミイダスの推定オファー年収は、筆者が実際に転職エージェントに評価してもらった適正年収と比べて、かなり近い値になりました。
紹介したツールの中では、入力項目が多いですが、その分高い精度で簡易的に市場価値を知ることができます。
実際のオファー実績をもとに算出しているため、導き出された年収帯と同程度のオファーを受け取れる可能性も高いです。
興味を持った方は、まずミイダスにアクセスしてみてください。
登録手順
次に簡単な登録手順をご説明します。
1)「まずは、あなたの市場価値を診断」のボタンをクリックしてください。
2)次に、基本的なプロフィールを入力していきます。
3)次に、選択式の簡単な職務経歴を入力してください。
4)次に、選択式の実務経験・語学・資格を入力してください。
5)入力後に、推定のオファー年収が表示されます。
ミイダスの適正年収は、筆者が転職エージェントに評価してもらった適正年収とほぼ相違ない数値となりました。
他のサービスより詳細な入力が必要な分、精度が比較的高いことが特徴的です。
6)最後に、「ミイダスに登録」して、どんなオファーが来るのか確認してみましょう。
推定のオファー年収を通じて、おおよその市場価値がわかりますが、自身の職種や業界によって、様々なオファーが届きます。
現職より低年収のものから高年収のもの、現職とほぼ同じものから自分の興味のあるもの、そしてそんな中から思わぬオファーが届くのです。
市場価値を診断できることに加えて、「自分にこんなオファーが届くんだ」と知ることができる点も、ミイダスに登録するメリットになります。
自分の市場価値を診断する上で最もおすすめできる「ミイダス」にぜひ登録してみてください。
パソナキャリア
パソナキャリアは、株式会社pasonaが運営する転職サイトです。
転職サイト内に市場価値診断ツールを設けており、3分程度で適正年収の診断が可能です。
3つの診断ツールの中で最も簡易的に診断可能で、全6問を選択式で回答していきます。最後に経歴を入力するだけです。
具体的に、パソナキャリアにアクセスして、市場価値を診断する手順を以下に説明していきます。
1)まずは、「診断スタート」をクリックしてください。
2)次に、5問目まで、3択から最も当てはまるものを1つご回答ください。
3)最後の6問目で簡単な経歴を入力しましょう。
4)入力後に、適正年収の診断結果が表示されます。
パソナキャリアの市場価値診断は非常に簡易的ですが、筆者が転職エージェントに評価してもらった年収と大きな乖離はありませんでした。
大まかな適正年収をすぐ知りたい方には、パソナキャリアで自分の市場価値を簡易的に診断してみてください。
doda
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。
転職サイト内に市場価値診断ツールを設けており、4分程度で自分の適正年収を測ることができます。
dodaは186万人の会員データを保有しており、そのデータをもとに市場価値が診断されます。
具体的に、dodaにアクセスして、市場価値を診断する手順を以下に説明していきます。
1)まずは「年収査定スタート」ボタンまでスクロールして、クリックしてください。
2)次に、プロフィール・職務経歴を入力
3)入力後、査定結果が表示されます。
dodaの診断結果は、やや現年収と乖離があるようですが、一通り様々な市場価値診断ツールで自分の適正年収を測っておきたいという方には、他のツールと併用しての活用をおすすめします。
3つの市場価値診断ツールをおすすめしてきましたが、自分の今の市場価値を診断したい方は、気軽に適正年収を測ってみましょう。
市場価値を診断しておくことで、現職で高いスキルを身に付けられているか、適切な年収を得られているかがわかります。
どの市場価値診断ツールを活用すればいいかわからないという方は、ミイダスを登録してみてください。
推定の適正年収の精度が高く、実際にオファーをもらうこともできるため、最もおすすめできるサービスです。
市場価値診断してくれるおすすめの転職エージェント
転職エージェントは、市場価値診断ツールよりも、もっと詳細に市場価値を知りたい方におすすめのサービスです。
「現職で成長しているかわからない」「今の年収が自分の実力と比べて、不十分なのでは」といった、現職に対して少し不安や不満をお持ちの方やゆくゆくは転職したいと考えている方にぴったりのサービスです。
転職エージェントは、転職することを目的に活用しますが、ゆくゆく転職することを見据えた方にも十分ご活用いただけるサービスです。
以下におすすめする転職エージェントは、筆者が実際に試して、以下の点を満たしたものをご紹介します。
転職エージェントを選ぶ上で最も重要なのは、自分の市場価値をそもそも診断してくれるかどうかです。
転職エージェントの中には、転職意向が高くないと、十分にサポートしてくれないサービスもあります。
大手の転職エージェントでは、キャリアアドバイザーの質が高く、現職に抱えている不安・不満に対して、より良いキャリアを提案してくれます。自分の希望条件を伝えることで、多数の求人の中から、希望に沿った求人を提案してもらえるため、自分がどんな仕事や年収の職場に転職できるのかを知ることができるのです。
実際に筆者がいくつかの転職エージェントを活用し、キャリアや求人の提案を通じて、丁寧に市場価値を測ってくれた転職エージェントをご紹介します。
転職エージェント | 評価 | 求人案件数 | キャリアアドバイザーの質 |
リクルートエージェント | ★★★★★ (最もおすすめ) |
★★★★★ (業界トップ) |
★★★★★ |
マイナビエージェント | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、リクルートが運営する、転職成功実績第1位の転職エージェントです。
リクルートエージェントの強みは、求人数が業界No.1であるため、他のエージェントでは出会えない求人が見つかる可能性があります。
また、さまざまな業種・職種のユーザーに対応できるよう、その分野に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
専門性の高いキャリアドバイザーに相談することで、自分の職種や業界での経歴を踏まえた上で、自分の市場価値を診断してくれるのです。
興味を持った方は、まずリクルートエージェントに登録してみてください。
登録は3分程度で、非常に簡単です。
登録手順
リクルートエージェントへの登録は、「転職へ期待すること」と「プロフィール情報の入力」を行うのみとなっています。
1)「転職へ期待すること」の入力を行います。
「転職へ期待すること」の入力欄では、転職希望時期や希望勤務地を入力する以外に、現在の職種や業種、年収、そして、メールアドレスを入力してください。
「転職希望時期」の項目では、すぐに転職したい、3カ月以内、1年以内、今のところ未定の項目があり、転職を考えていない方でも登録できます。
「同意して次へ」をクリックすると、自分のメールアドレスにURLが届きます。
2)メールに届いたURLから、プロフィール情報を入力します。
メール内のURLをクリックすると、プロフィール情報の入力画面に遷移します。
プロフィール入力用のURL期限は10分以内のため、すぐに入力することをおすすめします。
自分のプロフィール情報を入力すれば、リクルートエージェントの転職支援サービスの利用を開始できます。
リクルートエージェントに登録することで、キャリアアドバイザーと面談を実施することができ、自分の市場価値を知るきっかけになります。
登録後にキャリアドバイザーからメールが届くので、面談の日程調整を行うことができます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する、20代の若い転職者から人気の転職エージェントです。
リクルートエージェントと同様に、幅広い業界・職種の求人を取り扱っている転職エージェントです。20代向けに強みを持っており、未経験から異業界・異業種への転職支援実績も多数あります。
現職の職種や業界以外のキャリアに興味をお持ちの方や現職での経験が浅い方は、20代の転職に精通したアドバイザーに相談することで、自分の市場価値を正しく評価してくれます。
今のキャリアに少しでも不安がある方には、希望の条件に沿ったキャリアを提案してくれるでしょう。
興味を持った方は、ぜひマイナビエージェントに登録してみてください。
登録手順
1)プロフィールや経歴の選択式の入力を行います。
2)職務内容を簡単に記載します。
マイナビエージェントに登録することで、20代に強みを持つキャリアアドバイザーとの面談を実施することができます。
面談を通して、自分の正確な市場価値を把握し、今後のキャリア形成の参考にしてみてください。
まとめ
自分のキャリアに不安がある方や、今後転職を考えている方にとって、自分の市場価値を診断することはとても重要です。
市場価値を診断しておくことで、適正年収や自分のスキルの高さがわかり、自分の希望年収や自分にマッチする求人が見つかりやすくなります。
今まで自分のスキルや経験を客観的に評価したことがない方は、ぜひ一度、市場価値を診断することをおすすめします。
現職で与えられている仕事は市場的に価値が高いかどうか、適切な年収をもらっているかどうかがわかるでしょう。
まず簡単にオンラインで市場価値を診断したいという方は、ミイダスに登録してみてください。
適正年収を知ることができるとともに、自分に興味を持った企業からオファーを受け取ることができます。
もっと詳しく自分の市場価値を知って、ゆくゆくは転職を検討したいという方は、リクルートエージェントに登録しましょう。
自分が転職可能な求人を知ることができ、今のスキルや経験の高さを知ることができるでしょう。
自分の市場価値を診断して、現在のキャリアに対する気づきや転職活動のきっかけとなってくれたら幸いです。
転職エージェント名 | 特長 |
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