入社承諾書の提出後に辞退できる?うまく辞退するポイントを解説

入社承諾後の辞退
  • 辞退したいけど、穏便に辞退する方法がわからない
  • 入社承諾書を提出したら、辞退できない?

といった入社承諾書を提出した人が持つお悩みを解決する記事になっています。

記事の前半では、「入社承諾書を提出する意味合い」を解説し、後半では、「提出後に辞退する上で重要なポイント」を解説します。

この記事を読み終えることで、入社承諾書を提出した後でも穏便に辞退できるようになります。

入社承諾書の役割とは?

辞退する上でのポイントを考える前に、入社承諾書の役割を把握しておきましょう。

入社承諾書の役割を理解しておけば、内定を出した企業の立場や辞退をスムーズに行うポイントの理解がしやすくなります。

入社承諾書は企業にとっては入社の約束を書面にて行うものといえます。

企業は候補者から入社承諾書を受け取った時点で、入社の約束を執り行ったと認識しています。

雇用条件を明確にする

入社承諾書の一つ目の役割は、候補者との雇用条件を入社前に約束しておくことです。

入社日や業務内容、給与、待遇などの条件を企業側と候補者側の双方ですり合わせを行うのです。

入社前に条件が書面上で合致していれば、入社後に働く条件の証跡となります。

入社意思を伝える

2つ目の役割は、候補者が採用企業に対して、入社意思を伝えることです。

候補者は何か正当な理由がない限りは入社を約束するものであると認識しておきましょう。

ここで重要なポイントは、「正当な理由がない限り」というニュアンスです。

正当な理由を伝えられれば、入社承諾書の提出後でも辞退することは可能なのです。

法的な拘束力はない

一般的に入社承諾書に法的な拘束力はありません。

入社承諾書の提出後に内定を辞退しても、損害賠償請求をされる可能性は少ないです。

ただし、すでに入社後に必要な備品等を購入している場合は、損害賠償の対象となる可能性もあります。

企業にとっては、入社承諾書の提出は「入社の確約」を意味しますので、何より入社承諾書を提出する前に辞退する旨を伝えることが重要です。

入社承諾後に辞退するポイントとは?

入社承諾後に辞退する際は、最大限、相手先に配慮する必要があります。

企業側は不利益を被ってしまうため、丁寧に対応していきましょう。

辞退する上で大切なポイントは2つです。

早めに申し出る

1つ目は、辞退を決断してから、できるだけ早めに辞退を申し出ることです。

採用企業は1人の採用が無効になることで、事業計画に影響が出ます。
他にも候補者がいる可能性も高いため、できるだけ早めに申し出ることで、迷惑をかけずに済ませることができます。

辞退を申し出ることに迷われている方は、躊躇せず早めに伝えましょう

訪問、メール、電話等で丁寧に伝える

2つ目は、相手先に丁寧に今回辞退する旨を伝えることです。

採用する企業の立場に立って、率直に伝えることが大切です。

辞退する際に伝えるポイントは4つです。

  • 入社承諾後に辞退することに対する謝罪
  • 企業辞退に迷惑をかけたことに対する謝罪
  • 辞退することに至った理由
  • 入社承諾後に伝えることになってしまった理由

相手先の立場を理解した上で、入社承諾後の辞退により生じたわだかまりを最大限払拭しましょう。

穏便に辞退するポイントとは?

入社承諾後の辞退は企業にとってシビアな問題になるため、穏便に辞退することを心がける必要があります。

入社承諾後になんの前触れもなく、辞退を伝えてしまうことが最も穏便に辞退しづらい状況です。

入社承諾前に、辞退の可能性も加味して、採用企業とコミュニケーションをとっておくことが重要です。

穏便に辞退する上で大切なポイントは2つです。

選考中の企業を素直に伝える

1つ目は、入社承諾前の選考の時点で、選考中の企業を素直に伝えることです。

選考中の企業を素直に伝えておけば、採用企業も辞退する可能性を示唆することができます。

選考中の企業を伝えておかないと、突然他社への入社意思を伝えても、入社承諾した企業からの理解が得にくくなります。

辞退の可能性を先出ししておく

2つ目は、選考中に辞退の可能性を先出ししておきましょう。

自身の転職条件に沿わない点を示唆しておきましょう。

他社選考中の企業とともに、入社決断に欠ける点を伝えておけば、採用企業側は辞退することに納得しやすくなります。

ただし、不満な点ばかり伝えてしまうと、転職先の候補として優先度が低いと認識されてしまうため、「強いて気になる点」というニュアンスだけ伝えましょう。

まとめ

入社承諾書の役割を説明した上で、入社承諾書の提出後に辞退するポイントを解説しました。

入社承諾後に辞退する際に重要なポイントは2つです。

  • 早めに申し出る
  • 訪問、メール、電話等で丁寧に伝える

採用企業は1人の採用に多大なコストを投資しており、辞退によって採用担当者だけでなく企業辞退に迷惑を欠けることになります。

辞退するなら入社承諾前に越したことはないですが、もし入社承諾後に辞退する場合は、早めに申し出ましょう。